ドラマ『バレエ男子！』第4話あらすじ｜心霊動画で一発逆転!? 八誠と真白のバズり作戦

ドラマ『バレエ男子！』第4話では、バレエ団の50周年記念公演のオーディションを目前に控え、真白（吉澤要人）はレッスンで高評価を得る一方、八誠（戸塚純貴）は厳しい指導に苦しむ様子が描かれます。

そんな中、動画配信の登録者数が伸び悩む八誠は、男子更衣室の“開かずのロッカー”にまつわる怪奇現象をネタに、心霊動画で一発バズりを狙うという奇策に出ることに。

コメディ要素が強めに展開されつつも、真白との関係に微妙なすれ違いが生まれる第4話。その中に込められた“バレエへの想い”にも注目です。

八誠と真白の対照的なレッスン風景

第4話では、50周年記念公演のオーディションが迫る中、レッスンに励む八誠と真白の様子が描かれます。

真白は講師からの評価も高く、余裕の表情を見せる一方で、八誠は指摘されてばかりで焦燥感を募らせていきます。

2人のレッスン風景には、それぞれの“立場の違い”と“内に秘めた想い”が如実に表れていました。

真白は絶賛、八誠は苦戦…オーディションを前にした温度差

バレエ団のリハーサルで、真白は講師・牧本から「表現力がいい」「動きにキレがある」と絶賛されます。

一方の八誠には、「意図が伝わらない」「表情が固い」といった厳しい言葉が容赦なく飛び、空気の差は歴然。

このシーンでは、八誠の焦りと劣等感がにじみ出ており、視聴者も胸が締めつけられる展開となっています。

同期だからこそ感じる複雑な感情とは？

同期でありながら、“結果を出す真白”と“もがく八誠”の間には、見えない壁が存在していました。

互いに信頼はしていても、同期だからこそ余計に意識してしまう、そんな微妙な距離感がこのエピソードを通してじわじわと浮かび上がってきます。

この関係性が、後のすれ違いや成長のきっかけへと繋がっていくことを、暗示するような展開でした。

バズりを狙った心霊動画の顛末

オーディションに向けたプレッシャーが募る中で、八誠は動画配信で一発逆転を狙う暴挙に出ます。

目をつけたのは、バレエ団男子更衣室の「開かずのロッカー」にまつわる怪奇現象。

“心霊ネタでバズる”という奇策に出る八誠の姿は、コミカルでありながらどこか切実でもあります。

開かずのロッカーに潜む“怪奇現象”の真相

ロッカーから物音がする、カギが勝手に閉まる、影が映る——。

噂されていた心霊現象の正体は、八誠自身が仕組んだ“やらせ”だったことが明らかになります。

しかし、意外にも動画はちょっとした話題を呼び、登録者数の伸びには一定の効果を発揮します。

ただ、視聴者や仲間からの反応は複雑で、“目立ちたい”という想いが裏目に出た形となります。

マモさん巻き込み作戦！夜の更衣室で何が起こった？

心霊動画の撮影には、なんとマモさん（大東駿介）も巻き込まれることに。

夜の更衣室での撮影は、緊張感と笑いが交錯するシーンとなり、コメディ色が一気に加速します。

しかしその裏で、八誠の“本当は踊りで認められたい”という気持ちが見え隠れするのが、今回のエピソードの肝となっています。

動画配信とバレエの狭間で揺れる八誠の葛藤

「目立ちたい」「バレエの魅力をもっと伝えたい」。

そんな純粋な思いで始めた動画配信ですが、いつしか“数字”ばかりを気にしている自分に気づく八誠。

踊ることと発信することの狭間で揺れる姿が、第4話ではより鮮明に描かれます。

自分の価値をどう見せるかに悩む姿

レッスンで評価されない中、「自分には何がある？」「どうすれば見てもらえる？」と悩む八誠。

そんな中で手を出した“心霊ネタ”は、注目を集める手段ではあっても、バレエとは無関係というジレンマに直面します。

視聴者としても、「本当にやりたいことは何なのか？」と八誠に問いかけたくなる展開です。

心霊ネタに隠された“本気”の証明

とはいえ、八誠の“バズらせたい”という行動の裏には、バレエを広めたいという真剣な気持ちがあるのも確か。

彼は動画のラストで、自身の踊る姿をしっかりと映し出し、「バレエって、実はこんなに面白いんだぞ」と訴えかけます。

たとえ“やり方”がズレていたとしても、その中にある情熱と不器用さが、彼らしさとして描かれているのが印象的です。

バレエ男子 第4話 ドラマ あらすじまとめ

第4話は、コメディ要素の強い回でありながら、八誠の揺れる内面と成長がしっかり描かれた印象的なエピソードでした。

心霊ネタという突飛な展開の裏には、「自分の居場所を見つけたい」「認められたい」という真剣な想いが隠されています。

視聴者は笑いながらも、八誠の“もがき”に胸を打たれたことでしょう。

コメディの中に見える仲間との微妙な距離感

真白やマモさんとの関係にも、微妙なすれ違いや認識のズレが生まれてきた第4話。

笑い合える間柄だからこそ、“本音を言えない”距離感がリアルに描かれています。

このあたりの関係性が、今後どう変化していくのかも大きな注目ポイントです。

オーディションに向けて動き出すバレエ男子たち

50周年記念公演のオーディションに向けて、それぞれのダンサーが本気になりはじめた今、ドラマは新たなステージに突入します。

真白の快進撃、八誠の焦り、マモさんの温かな見守り——。

“バレエに懸ける男たち”の物語は、いよいよ加速していきます。

次回以降の展開にも、大いに期待が高まります。